プロテインを選ぶ時の優先順位
先日、ある会社のサプリメント開発に関わる方と話していて、プロテインに求めるものは何か?という話になりました。
「プロテインの選び方その1」
「プロテインの選び方その2」
と重なる部分もありますが、管理人がプロテインを選ぶ上で重要視していることを優先度順に書いてみたいと思います。
タンパク質含有量
そもそもプロテインをなぜ飲むのかというと、他の栄養素をできるだけ摂り過ぎないようにしつつ、タンパク質を十分に補給するためです。
だから、味がマズかろうと値段が高かろうと、飲み物に溶けにくかろうと、まずはタンパク質含有量が高くなくては話になりません。
数値で言えば、最低70%以上。
これをクリアしていないプロテインは、最初に選択肢から除外しています。
ただし、これはタンパク質補給に特化したプロテインを選ぶ場合の話。
もしも体重を増やしたい人がプロテインだけで栄養補給する場合などは、タンパク質含有量が低く、糖質が多いプロテインを飲むのも合理的です。
価格
サプリメントというのは薬と違って、症状が改善すれば終わり、というわけではありません。
ずっと飲み続ける必要があるということを考えると、分量あたりの値段が安いことが重要になってきます。
ただし重要視すべきなのは、製品の値段というより含まれているタンパク質の値段です。
管理人の場合は、含まれているタンパク質1gあたりの値段がいくらか?ということを計算して製品を比較しています。
タンパク質の種類
これも目的にもよると思いますが、管理人の場合はホエイプロテインに限定して選ぶことがほとんどです。
もちろん大豆プロテインも立派なプロテインではあるのですが、吸収に時間がかかるので筋トレ前の栄養補給に使うには向いていません。
逆に吸収の早いホエイプロテインを選んでおけば、牛乳と混ぜたり他のものと一緒に食べることで吸収時間を遅くすることは可能です。
味
さて、ここでやっと味が出てきました(笑)。
おいしい方がいいのはもちろんなのですが、やっぱりプロテインとしての意味を考えると、最も優先すべきは成分や値段。
そうすると、どうしても味はこのくらいの優先順位になってしまうのです。
ただ、最近はどのメーカーのプロテインも美味しくなってきているので、どのプロテインでもほとんど合格点です。
溶けやすさ
これも優先順位は低めですね。
よく溶けることをウリにしているプロテインも多いですが、実際問題として少しくらい溶けにくくても、それだけで「飲み続けられない」ということはまず無いでしょう。
成分が優秀で味が悪くなければ、よくシェイクすることで十分にガマンできると思います。
+αの効果
+αの要素というとは、ペプチドが配合されていたり、ビタミンやミネラルが添加されていたりするものです。
これはあくまでもタンパク質補給のオマケという考え方なので、優先順位は低いです。
他の要素がほぼ同じという場合以外、+αの要素が決め手になることはありません。
(管理人へのご連絡は不要です)