プロテインシェイクの濃度
プロテインシェイクを作るとき、粉末の量は付属の計量スプーンで量る人が多いと思います。
しかし、溶かす飲み物の方はどうでしょうか?
プロテインシェイカーには一応、目盛りがついています。
ですが、あまり気にしないでテキトーに入れてシェイクしているという人も多いのではないかと思います。
でも、シェイクを作るときの飲み物の量、つまり出来上がるプロテインシェイクの濃度によっては、飲んだ後の効果が微妙に変わってくる可能性があるんです。
プロテインシェイクの濃度と消化時間
人体は食物を消化するとき、まず口で細かく分解してからそれを胃に送り、胃での消化が終わると今度は腸に・・・という流れで作業を進めます。
まあ、飲み物の場合は噛むということがないので、ほぼそのまま胃に入るわけですが、どっちにしても胃で消化されるというところは同じです。
そして胃では、胃液に含まれる酸や酵素によって食物が分解されます。
この時、の消化のスピードは食物の性質だけでなく、胃液の濃度などによっても変わります。
例えば、食事の時にたくさん水分を摂ると、水によって胃液が薄り、普通の状態よりも消化にかかる時間が長くなるのです。
プロテインの場合は肉や魚、大豆などの食品と違って、もともと体に吸収されやすいように加工されてはいるものの、胃液での消化が不要というわけではありません。
つまり、プロテインの粉末を溶かす飲み物の量が多かった場合、消化吸収にかかる時間が長くなる可能性が高いということです。
目的や時間に合わせて飲み物の量を調整
管理人の場合、例えば運動の直前にプロテインシェイクを飲む時には、食間の栄養補給よりも飲み物の量を少なめにしています。
具体的に書くと、
食間の栄養補給・・・250mL程度の牛乳で溶かす
運動前の栄養補給・・・150~200mL程度のスポーツドリンクに溶かす
という感じです。
ちなみに、飲み物の種類を変えているのも消化吸収にかかる時間をコントロールするためです。
また、消化時間がそれほど変わらなかったとしても、お腹に入る水分の量を少なくした方が、すぐに体を動かしやすいのは確かでしょう。
ただし、体内の水分が不足しないように、運動中もチビチビと水分補給は行なったほうが良いです。
家に返ってきて栄養補給してすぐ運動!というようなスケジュールで動いている人は、どうか参考にしてみてください^^。
(管理人へのご連絡は不要です)