朝食・夜食にプロテイン

プロテインはタンパク質を補給する食品に過ぎないので、人によっては不要なサプリメントです。

バリバリ体を鍛えているアスリートだからと言って「必須」というわけではないのです。

例えば肉や魚、乳製品をを一定量以上食べている人は、食事から十分な栄養を摂れている事になります。
それに加えてプロテインを飲んだりすれば、タンパク質の過剰摂取になってしまうでしょう。

ただしそういう人にとっても、プロテインが役に立つ場合があります。

緊急時に役立つプロテイン

くり返しますが、食事からちゃんと栄養を摂れているなら、どう考えてもプロテインを飲む意味はありません。

しかし、普段はきちんとした食事が出来ていても、緊急時には満足な栄養補給ができないことはあるでしょう。

例えば、朝寝坊した時などがそうです。

学校や仕事にどうしても遅刻できない場合、寝坊した朝は一分一秒を争う緊急事態になります(笑)。

とても朝食を食べている時間はないでしょうし、ましてや自分で料理をするなどという事はできるはずがありません。

そんな時間がない時にこそ、すぐに栄養を補給できるプロテインの出番なのです。

急いでシェイクを作れば、恐らく1分くらいでプロテインでの「朝食」を済ませることが可能でしょう。

いつも家族の人に朝食を用意してもらっているという人は、あらかじめプロテインシェイクの作り方を家族に伝えておけば、それを飲み干すだけの数秒で栄養補給ができます。

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さらに、プロテインが活用できるのは朝食だけではありません。

帰るのが極端に遅くなって、
「すぐ寝ないと睡眠時間が・・・。」
という場合にも、プロテインは便利です。

普通の食事をしてすぐ横になると体に脂肪がつきやすくなり、胃腸にも負担がかかるでしょう。

しかし、低カロリーで必要な栄養だけをピンポイントに補給できるプロテインなら、肥満の原因にもなりにくいし胃腸にも優しい栄養補給ができます。

「就寝前のプロテイン」を習慣にしているアスリートが多いのには、そういう理由があるわけです。

プロテインの長所

飲み物で栄養補給するなら、牛乳やヨーグルトドリンク、あるいは「10秒メシ」で有名な某ゼリー飲料などでもいいのでは?と思う人もいるかも知れません。

しかし牛乳やヨーグルト、ゼリー飲料などに含まれているタンパク質は、実はかなり少ないのです。
一般的なプロテインシェイクと比較すると、せいぜい5分の1程度といったところでしょう。

なので、特にスポーツや筋トレをしている人は、緊急時のためにプロテインを買っておく事をオススメします。

粉末のプロテインは年単位の賞味期限が設定されていますので、開封しても保管条件さえ良ければ数ヶ月は余裕で持つはずです。

ただし、冷たい飲み物でシェイクを作って一気に飲み干すと、人によってはお腹を壊すことがあるかも知れません。

お腹がデリケートな人は、その点に十分注意して下さい。

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