進化・分岐していくプロテイン

地球上の全ての生物の起源は、太古の昔に存在していた微生物だと言われています。

それが今や様々な動植物に進化し、膨大な数の生命を生み出しました。

プロテインも生命の進化と同様に(?)20年くらい前にはごく単純な「脱脂したきな粉」のような職人だったものが、今では膨大な多彩なバリエーションを持つまでに至っています。

「私的プロテインの歴史」にも書きましたが、管理人が高校生くらいだったころのプロテインは、食品と呼ぶにはあまりにもお粗末な「飼料」という感じのシロモノでした。

味付けをほとんどしていない製品も多く、「バニラ味」や「ココア味」という物もあるにはありましたが、実際に食べてみると大豆の粉の味と粉っぽさばかりが際立って、バニラやココアの雰囲気があるのはせいぜい粉末の色くらい。

今思い返しても不当表示で訴えられるレベルの味だったと思います。

せめて「バニラ?」とか「ココア?」のようにスポーツ新聞風のキャッチコピーにすべきだったんじゃないかと。

冗談はさておき、最近のプロテインの味の豊富さには目を見張るものがあります。
ココア、チョコレートは言うに及ばず、バナナ味、ヨーグルト味、グレープフルーツ味やキャラメルプリン味。

果ては甘いシェイクが一般的だった常識すら覆し、コーンスープ味やクラムチャウダー味(厳密にはプロテインよりもMRP(総合栄養食)の部類かもしれませんが)までも登場する始末。

この流れは、恐らくこれからも続くでしょう。

今や柿の種がチョコで覆われて売られている時代ですから(笑)ひょっとしたら以下のようなプロテインだって発売されるかもしれません。

・セレブ気分が味わえる!世界三大珍味プロテイン
(キャビア・トリフ・フォアグラ味等)
フォアグラ
※料理などに振りかけてお召し上がりください。

・海の幸を満喫!北海道グルメプロテイン
(トウモロコシ・ウニ・カニ・サーモン味等)
トウモロコシ
※おにぎり、お弁当などに最適です。

・オシャレな女性必見!花弁入りアロマプロテイン
(ローズ・ラベンダー・ミント・カモミール味等)
バラ
※アイスティーなどに加えてお楽しみください。

もしも上記のようなプロテインが発売されたら、真っ先に買いに走ってレポートしてみたいと思います。

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