本当のタンパク質必要量

日頃からプロテインを飲んでいる人は、当然ながらタンパク質の摂取量について注意深くなっていることでしょう。

野菜や炭水化物だけの食事だと、
「タンパク質が足りない・・・」
と心配になったりもすると思います。

管理人もレストランなどで食事をする時は、メインには肉や魚などの料理を選ぶ事がほとんどです(笑)。

特にハードな筋トレをしながらプロテインを飲んでいる人の中には、
「1日に体重1kgあたり2gのタンパク質」
という基準を満たそうと、食事で摂ったタンパク質の量を計算している人も多いかも知れません。

それでは、タンパク質の量が「目安」を下回ったら、どれくらいの影響があるものなのでしょうか?

やっぱり筋力が落ちたり、筋トレ効果が出なくなったりするのでしょうか?

逆に、ずっと「目安」を満たすタンパク質を摂っていることは、本当に能力アップや健康に繋がるのでしょうか?

今回は、この点について考えてみたいと思います。

タンパク質の必要量の個人差

人はそれぞれ、体質に個人差があります。

だから、同じ物を同じだけ食べても、全く太らなかったりどんどん太ったりする人がいるわけです。

そうすると当然、タンパク質が体に吸収される効率や、一度に吸収できるタンパク質の量についても個人差があると考えられます。

つまり、1日に体重1kgあたり○gのタンパク質を・・・というのはあくまで大ざっぱな計算に過ぎないわけです。

タンパク質の必要量には個人差があります

例えば、26cmの男性用の靴は、一般的な感覚で言うなら大きくも小さくもない「普通サイズ」ですが、人によっては履けないほどキツかったり、ブカブカだったりするのと同じです。

つまり、場合によっては、そんなにタンパク質を摂らなくても十分に体を維持できる可能性があるということです。

そして、人によっては逆に、目安量では足りないという可能性もゼロではありません。

必要量を見極めることが大切

つまり、目安量にこだわってプロテインを飲むことは、場合によっては栄養補給のために必要以上のお金を支払っていることになるかも知れない、ということです。

逆に、少し多目に摂った方が、更に筋トレの効果を引き出せることもあることも考えられます。

そうすると結局、一番確実なのは自分の体で試すことなのです。

だから時にはプロテインの量や、食事から摂るタンパク質の量を変化させてみて、自分の体がどのように反応するかを確かめてみてください。

一般論で言うならタンパク質の過剰摂取は腸内環境を悪化させるので、やや少な目にするところからはじめてみるのがいいでしょう。

人によってはちょっと勇気が必要かもしれませんが、本当に自分に最適なタンパク質摂取量を知るには、他に方法が無いのですから。

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