乾燥卵白で目玉焼き
前回の記事で購入し、四苦八苦しながら水に溶かした乾燥卵白。
一時はどうなることかと思いましたが、ハンドミキサーの力を借りてなんとか料理に使えそうな状態になりました。
というわけで今回は、液状になった卵白を使って、白身だけの目玉焼きを作ってみたいと思います。
準備
用意したのは、テフロン加工のフライパンと、前回作成した乾燥卵白の溶液です。
残念ながら冷蔵庫でしばらく放置しても泡は消えませんでしたが、挫けず先に進みましょう。
ちなみに、テフロン加工のフライパンを使うのは、油を使わないヘルシーな目玉焼きにするためです。
いざ、目玉焼き作り
フライパンを適度に熱したら、液状にした卵白を注ぎ入れます。
加熱された卵白が白くかたまって行く様子は、普通の卵を使った場合とほぼ変わりありません。
ただ、乾燥卵白の粉末や、それを見ずに溶いて液状にしたものには、普通の卵にはない独特の臭いが少しあります。
何というか、少し人工的というか、工業的な臭いがするのです(--;)。
熱することによってその臭いが際立ってくるので、果たしてこれは本当に食べられるのだろうか・・・と心配になってきました。(苦笑)
完成&試食
・・・と、少々不安にかられながらしばら加熱した後の状態がこれです。
目玉にあたる黄身がないことを除けば、見た目はほぼ普通の目玉焼きと変わらない感じがすると思います。
お皿に移してみたところ。
ちょっと黄色っぽい感じがしないでもないですが、黄身が無い事以外はほぼ普通の目玉焼きです。
アップにするとこんな感じ。
そして、肝心の味ですが・・・
食べられないというほどではないものの、やっぱり若干の臭いというか、クセがあります。
また、乾燥卵白を水に溶かしているだけに、生の卵を調理した時の「プルプル感」がありません。
粉末から作った事を考えれば、なかなか目玉焼きらしくなっているとは思いますが、決して美味しいと言えるシロモノでは無いのです。
水に溶かすのに手間がかかることなどを考えると、単純に「乾燥卵白を卵の代わりに使う」というのは、あまり現実的でないと言わざるを得ません。
しかし、せっかく購入した乾燥卵白をこのまま活用しないのは、あまりにも残念だし、もったいなさすぎる!
ということで、次回はこの乾燥卵白を別の料理に使う方法を考えてみたいと思います。
(管理人へのご連絡は不要です)