牛乳は体に悪い?その1
プロテインを溶かす飲み物として、牛乳を使っている人は多いでしょう。
牛乳にはタンパク質も含まれているし、プロテインのパッケージにも「水や牛乳などに溶かし・・・」と書いてあったりするので、シェイクを作る時の定番とも言える飲み物です。
しかし一部では、「牛乳が体に悪いものだ!」と主張する人たちが存在しています。
プロテインマニアとしては、これはとても見過ごせない!ということで、牛乳は本当に体に悪い飲み物なのか?ということを考えてみました。
牛乳が体に悪いという説の根拠
牛乳悪玉説には色々な根拠がありますので、項目別に一つずつ考察してみることにしましょう。
そもそも子牛の飲み物だから
最もよく見るのが、
「牛乳はそもそも子牛の飲み物であり、人間の栄養源としては不適切。」
という主張ですが・・・
これはあまりにも乱暴でしょう^^;
牛乳には、確かに牛のタンパク質が含まれています。
しかし、そもそも生き物が他の生き物を食べるということは、異種タンパク質を取り入れることです。
異種タンパクがダメなら、牛乳だろうが肉だろうが、魚だろうが野菜だろうが害のある食べ物という事になってしまいます。
牛乳が病気の原因になるから
牛乳が潰瘍性大腸炎やクローン病など、色々な病気の原因になっているという説があります。
確かに、特定の病気については、牛乳を飲む量と発生率に関係が認められるものもあるようです。
ただし、牛乳を飲む量は国や地域によっても大きな差があるので、これは必ずしも全ての人に当てはまるものではないと主張する専門家もいます。
例えば、牛乳に含まれる栄養素をもともと摂り過ぎている人なら病気になる確率が上がるけど、そうでない人にとってはプラスになる、というようなことも考えられるわけです。
アレルギーの原因になりやすい
これは、牛乳に含まれるタンパク質がアレルギーの原因(アレルゲン)になりやすいという説です。
確かに、体質によっては牛乳のタンパク質がアレルゲンとなる場合もあるでしょう。
ただ、それはソバや小麦粉、卵など他の食物にも言えることで、牛乳が特に問題のある物質かどうかについては疑問が残ります。
・・・と、少し長くなってしまったので、続きは次のページに書きたいと思います。
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