豆腐でタンパク質補給

日本食に必須とも言える豆腐は、最近海外でも人気のある食材です。

味噌汁の具から冷奴など、ほぼそのまま食べることができて、しかもヘルシーというイメージがあり、ダイエッターにも重宝されています。

大豆を原料としているので、植物性のタンパク質も豊富です。

今回は、そんな豆腐の栄養成分を分析してみましょう。

豆腐の栄養成分

それではさっそく、栄養成分を見てみることにします。

豆腐の栄養成分

単純に数字だけを見ると、がんもどきのタンパク質含有量は高いようです。
でも、脂質もけっこう含まれているので、「高タンパク低カロリー」という意味では微妙かもしれません。

他の豆腐を見ても、タンパク質が多いものはそれなりに脂肪も多くなっている傾向にあります。

ただ、多いとは言ってもそれはあくまで豆腐同士を比べた時の話。
他の食材と比べると脂質の量は100gあたり一桁なので、十分に低脂肪と言えるでしょう。

しかも豆腐に含まれる植物性油脂は代謝されやすい性質を持っていますから、まず気にしなくて大丈夫なレベルだと思います。

なお、凍り豆腐は乾燥した状態で売られているので、水を加えて他の豆腐と同じくらいの水分量にすることを想定して数値を補正しています。

タンパク質の割合は?

次に、それぞれの豆腐に含まれる三大栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物)のうち、タンパク質の割合をパーセンテージで出してみましょう。

これが高いほど、タンパク質を効率よく補給できるということになります。

豆腐のタンパク質比率

残念ながら脂質の多いがんもどきは一歩後退しました。
高い順に言うと、凍り豆腐、焼き豆腐、沖縄豆腐となっています。

また、よく食べられる種類としては木綿と絹ごし豆腐だと思いますが、この2つを比較すると、木綿豆腐の方が少しだけタンパク質の比率が高いということも分かります。

ただ、基本的に豆腐は豆腐。

どれも基本的な製法は似ているので成分の差もそれほど大きくはありません。
料理との相性や、好みを優先して選んでも問題はないでしょう。

ただし、水分を多く含む豆腐だけでタンパク質を補給すると、満腹感が増して他のものが食べられなくなってしまう可能性があります。

ダイエット目的ならそれは大歓迎!という話になりますが、体重を増やしたい方はそのあたりに気をつけてください。

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