卵は冷凍保存できる
卵(鶏卵)は高タンパクで低カロリーな定番の食品。
プロテインマニアの多くも、栄養補給の手段として活用していることでしょう。
黄身を取り除けばコレステロールも心配なし。
白身(ランパク)はタンパク質という名前の元になったくらい優秀なタンパク質源です。
値段も安く、おまけに簡単な料理で食べられるという素晴らしさ。
しかし、卵は生モノなので悪くなりやすいのが玉にキズ・・・。
計画的に食べないと賞味期限切れの卵を泣く泣く処分することになってしまったりもします。
そんな時に便利なのが、卵を冷凍保存しておく方法です。
冷凍してもタンパク質は健在!
他のどんな食品にも言えることですが、食物を冷凍すると栄養素の有効性(栄養価)が低下したり、食感や味が悪くなったりすることがよくあります。
実は卵も一度冷凍すると、その後に解凍しても黄身が硬くなったり、白身が水っぽくなったりするのです。
ただし、このこのページの重要なテーマである「タンパク質を補給する」という意味で言えば心配は無用です。
タンパク質は冷凍して解凍してもやっぱりタンパク質。
できれば新鮮なまま食べたほうが美味しいのは確かですが、冷凍・解凍しても「体の材料になる栄養素」としての栄養価は変わらないので、ムダになりそうなら迷わず冷凍しておきましょう。
長期保存が可能なら、安売りの時にまとめ買いしておくことも出来ますからね^^。
冷凍の方法
ここで、卵を冷凍保存する場合の注意点について解説しておきましょう。
まず、卵は丸ごと凍らせると中身が膨張して割れてしまうので注意が必要です。
割れたからといって食べられなく鳴るわけではないのですが、卵の殻の外側はあまりキレイとはいえません。
食中毒を予防するためにも、殻が割れて中身がしみ出してくることが無いように、卵の中身だけ別の容器に保存しておきましょう。
また、卵の黄身は一度凍らせると硬くなって白身と混ざらなくなります。
玉子焼きやオムレツなどの卵料理を作るときは、よく黄身と白身を混ぜてから冷凍しておく必要があるのです。
もちろん、タンパク質を補給するために白身だけを食べるのなら、そのまま冷凍しても問題ありません。
丸一日冷凍庫に入れた後で取り出したのがコレ。
しばらく放置しておくと、だんだん冷凍前の状態に戻ってきました。
実際に凍らせた卵を解凍して作った目玉焼きです。
冷凍したために黄身が固まってものすごく膨らんでいますが、それ以外は特に普通の目玉焼きと変わったところはありません。
味の方も驚くほど普通で、食感も生のまま料理したものとほとんど変わりませんでした。
ただし、黄身は固まってしまうので、卵かけごはんや半熟卵には使えませんのでご注意を。
卵は色々な料理に使えるわけですから、ハンバーグやフレンチトーストの材料にするというような使い方もいいかも知れませんね。
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