映画の設定に思うこと

管理人は自分の食べる食事の内容に気を使うくらいならいざ知らず、
「草食動物はどうやってタンパク質を補給しているのか?」
「虫にはどれくらいのタンパク質が含まれているか?」
なんていうことまで言い出す”プロテインマニア”な人間です。

そしてそんな風に色々なことに無駄な探究心を持つと、その興味の対象はフィクションの世界にまで及んでしまうことも少なくありません。

例えば映画「ターミネーター」を見ていた時の話です。

ターミネーター

「ターミネーター」には体全体が流体金属で出来ていて自由に変身できる新型ターミネーターと、ガイコツちっくな金属の骨格(エンドスケルトン)に人間と同じような細胞で出来た外皮をかぶせた旧型ターミネーターが登場します。

それらの中で、特に旧型のターミネーターが気になってしょうがない。

金属の骨格の方は電気的な力で動いているだけで代謝していないのでいいとして、問題は外皮の方。

血も流れていて有機的な細胞で出来ているあの生々しい外皮はいったいどこから栄養を補給しているんだろう?と思うわけです(笑)。

まあ、一番初めにターミネーターを作る時には培養液などで細胞を増やして貼り付ければ良い訳ですが、細胞は生きていく上で代謝して常に新しい組織を合成しなくてはなりませんし、怪我(損傷)があればその部分の修復も必要です。

ドラマ版のターミネーター(サラコナー・クロニクルズ)では、外皮を失ったターミネーターが培養液で細胞を増やして元の姿を取り戻すというシーンがありました。

つまり、ターミネーターの外皮は「皮膚に見えるような素材」ではなく生きている細胞であることは明らかで、さらに怪我をした部分は自然に再生もしているので、栄養補給は必須のはずです。

しかし、ターミネーターは基本的に食事をしません。

ドラマ版ではサーマ・グローさん演じる女ターミネーターが物を食べるシーンがありましたが、扱いとしては「食べるという機能もある」という感じで、シリーズ全体を通してターミネーターが栄養補給のために食事をするシーンは無かったと思います。

これに対して、映画「ロボコップ」にも、ターミネーターと同様に機械と有機細胞が融合したサイボーグが登場します。

その中では、ピーター・ウェラーさん演じるマーフィー(ロボコップ)には栄養補給が必要で、第一作では体を維持するためにベビーフードを食べる様子が描かれていました。
(こういう妙にリアルな設定、大好きです^^)

さて、一体ターミネーターはどうやって栄養を補給しているのか?
そして、有機組織から生まれるであろう廃棄物の処理はどうしているのか(笑)?

これらの設定に詳しい知識、又は面白い仮説持っている人のご意見お待ちしています。

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