自作プロテインの値段を計算
前回までの記事では、自作プロテインと称してその実態はカッテージチーズのようなもの(笑)を作ってみました。
今回はこの「自作プロテイン」製作にかかったお金を計算してみようと思います。
さすがにプロテインパウダーの代わりにはならないと思いますが、安い値段でカッテージチーズを作れるとしたら、それはそれでおトクなタンパク質補給法と言えるからです。
材料費を計算
それではまず、自作プロテインに使った材料のコストを計算してみましょう。
スキムミルク
使用したスキムミルクはだいたい大さじ1.5杯分。重量にして15gくらい。スキムミルク一袋の値段が350円くらい(225g入り)なので、かかったお金を計算すると次のようになります。
350÷225×15=23.3円
レモン果汁
次にスキムミルクで作ったミルク(ややこしい・・・)のphを酸性に傾けるために使用したレモン果汁 ですが、これはせいぜい10mL程度です。
ボトル1本分(150mL)の値段が258円なので、かかったお金を計算すると次のようになります。
258÷150×10=17.2円
コーヒー用フィルター
本来はコーヒーをろ過するための紙製のフィルターですが、今回は固まりかけたプロテインの水分を取り除く目的で使いました。
コーヒーフィルターは100枚入りで300円くらいだったので、かかったお金を計算すると次のようになります。
300÷100=3円
タンパク質1gあたりのコストを計算
それでは、材料費の合計から自作プロテインにかかった最終的な費用を算出してみる事にします。
材料費の合計が43.5円で得られたプロテインが約5gですから、
43.5÷5=8.7円
となり、1gあたり8.7円のコストがかかっていることになるわけです。
自作プロテインは高くつく?
姉妹サイト『肉体改造研究所(筋トレ&ダイエット)』の『一番安いタンパク質源は?』にも書いたように、単純にタンパク質あたりのコストとしてもグラムあたり8.7円という数値は残念ながら割高です。
実際には水分なども含んでいますし、結構な時間がかかることを考えると、とても割に合わないと言えるでしょう(笑)。
まあ、もっと材料を大量に購入して大規模に作れば割安になるとは思いますが、そうすると本格的な設備も必要になってくるでしょうから、やっぱり素直に購入するのが得策だと思います。
ちなみに似たような成分を持つカッテージチーズは300gで500~600円くらい。
グラム当りの値段にすると1.6~2円くらいで売られているようです。
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