プロテインスプーンの計量精度
プロテインには多くの場合、計量用のスプーンが付属していると思います。
形や大きさはメーカーによって違ったりもしますが、袋や缶などには
「付属のスプーン○杯(約○○g)を目安に・・・」
のような表記があるので、プロテインシェイクを作る時にはこれを目安にするのが普通です。
しかし、付属のスプーンでプロテイン粉末を計量した場合、どれくらいきちんと量れているのでしょうか?
グラム単位で検証してみる
はっきり言って、計量するプロテインの量に多少の誤差があったからといって、効果に大きな差があるわけではありません。
それでも「プロテインマニア」というからには、ある程度物事を追求してみることも大事なのです(笑)。
もしかしたら管理人のように少ないお小遣いからようやくプロテイン代を捻出している人もいるかもしれませんから、適当に量っていると、
「計算してで飲んでいるはずなのに、来月の小遣い日までプロテインが持たない!」
なんていう事態に陥らないとも限りません。
さて、脱線はこれくらいにして早速計量してみましょう。
今回使用したのはザバスのウェイトダウン。
パッケージの記載では、
「付属のスプーンすりきり3杯(約21g)を溶かして・・・」
と書いてありますので、正確に量れていれば一杯あたり7gということになります。
すりきりというからにはキッチリすりきらないと気がすみません(笑)。
さて、結果は・・・
なんと、ピッタリ7g!
今回使用したのは大ざっぱな精度の料理用キッチンスケールなので小数点は計測できませんが、意外と(失礼?)正確のようです。
それでは次に、適当にガバッとすくって量ってみましょう。
軽く山盛り、という感じです。さて重量は・・・
結果は11g、さっきの約1.5倍の量になりました。
いつも同じすくい方をすれば、これで2杯という量り方もアリかもしれません。
さらにイジワルをして、今度はプロテイン粉末にギュッと圧力をかけて(缶の内側に押し付けて)すりきりで計測してみましょう。
同じすりきりでも、粉末の密度は高いはず、と思いきや・・・
・・・結果は7g、普通のすりきりと同じでした。
結論
今回のケースでは、付属のスプーンでもある程度正確な計量が可能であることがわかりました。
しかし、これはプロテインの性状(粉末の状態)にもよると思います。
ウェイトダウン はサラサラしているので誤差が出にくい種類のプロテインだと考えられます。
しかし、空気を含みやすいモッサリしたプロテインでは、フワッとすくった場合と、ギュッと粉末を押し付けるようにしてすくった場合では、その量にもっと大きな誤差が出る可能性もあります。
時間のある方は、ぜひ愛用のプロテインで試してみてください。
(管理人へのご連絡は不要です)