プロテイン価格と容量・含有量
「【私的】プロテインの歴史」にも書いたように、昔はマニアックなアイテムだったプロテインも、今や近所のスーパー等で気軽に買えるようになりました。
プロテインを製造するメーカーも増えたので種類も豊富になり、知識が無いとどれを買ってよいか迷う事も多いでしょう。
そこで、できるだけお得にプロテインを選ぶための予備知識として、今回はプロテインの価格相場についてざっくりと分析してみました。
プロテイン価格分析の方法
一口にプロテインといってもタンパク質の種類や一緒に配合されている他の栄養素、味などいろんな要素がありますが、今回は単純に「タンパク質あたりのコスト」ということで計算してみようと思います。
なお、対象サンプルはザバス・DNS・Kentai・ウイダー・グリコなど主要プロテインメーカーの25商品です。
タンパク質補給量を増やすためにプロテインを摂るとき、このコストを下げれば下げるほど投資効率(?)はよいと言う事になりますので、分析結果が大まかな目安となるでしょう。
パッケージ容量と価格の関係
一般的にプロテインは容量の大きなパッケージ、つまり「お徳用」を買った方が安い傾向にある・・・とはいえ正確に統計を取ったわけではないので、まずはこの点について分析してみましょう。
サンプルとなった各製品のパッケージ容量と価格の関係をグラフ化したところ、以下の様になりました。
思ったよりバラバラな印象です。
全体的に見ると500~1500gのパッケージに割高なものが多いものの、製品によっては大容量とそれほど変わらない場合もあるのがわかります。
プロテインを今まで飲んだ事が無い人がためしに購入するような場合でも、タンパク質あたりのコストが割安なタイプの製品を選べば、「小容量によるコスト高」はある程度回避できそうです。
逆に、3000gくらいの大容量でも製品によっては割高になる場合もあると言う事が分かります
タンパク質含有量と価格の関係
次に、タンパク質含有量と価格の関係も同じようにグラフ化してみます。
これはかなりハッキリした結果になりました。
タンパク質含有量の高い製品ほど、タンパク質あたりの値段が割安になっているのが一目で分かります。
やはり他の栄養素が入っていれば、それだけタンパク質以外のものにもお金を払う事になるとういことでしょう。
プロテインはどう選ぶべき?
これらのことから、やはりプロテインを選ぶ場合はタンパク質含有量の高くパッケージが大きいものを選ぶのが、割安なタンパク質補給につながるのはまず間違い無さそうです。
ただ、味やタンパク質以外の栄養素によって値段が変わっている事もあるので、あくまでも全体的な傾向だと考えてもらえればと思います。
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