私的プロテインの歴史
役に立つかどうかは分かりませんが、雑学知識として管理人が知っている限りのプロテインの歴史についてまとめてみましょう。
プロテインの起源
プロテイン誕生の秘密については残念ながら正確な情報がないのですが、栄養補助という考え方が実際にサプリメントという商品になって売られ始めたのは1970年代のアメリカだとされています。
日本で筋肉を付けるのに適した「プロテインサプリメント」が販売されていると初めて聞いたのは1970年代の生まれの管理人が中学生くらいのころでした。
1980年代、プロテイン創世記
グリコ・森永事件や消費税の導入があった1980年代、プロテインサプリメントはまだあまり一般的ではありませんでした。
管理人が初めてプロテインの存在を知ったのは1980年の終わり頃。運動部の連中が「筋肉増強剤」などと呼んでいて(笑)マズイ・マズイと言いながらやれ鼻をつまんで飲んでみようとか、オブラートに包んではどうだろうなどと話していたのを憶えています。
この頃は、サプリメントという言葉すらほとんど知られていなかったのです。
1990年代前半、はじめての出会い
Jリーグが誕生した1990年代、管理人は初めて自分でプロテインを飲みました。どこで売っているのかすらよく分からなかったため、近所の薬局で
「筋肉を付ける栄養剤みたいなやつ下さい。」
というような注文をしたのを憶えています(恥)
店頭には置いておらず、
「うーん、高タンパクの栄養補助食品なら発売されてるけど、取り寄せになりますねぇ」
などと言われて1週間待って購入した商品は、赤ちゃん用の粉ミルクみたいな変なパッケージに入っている粉末でした^^;。
飲んでみたらあまりのマズさに絶句!好き嫌いの無い管理人でもとても飲み続けることが出来ず、1~2回の挑戦であえなく挫折、ゴミ箱行きとなったのです。
ちなみに値段は、500gで3000円くらいでした。
1990年代後半 プロテイン発展期
少年ジャンプでドラゴンボールが最終回を迎えた1990年代の後半ごろには、栄養学の進歩と供にタンパク質補給の重要性がみとめられ、プロテインも大幅な進歩を遂げました。
ヨーグルト味、ココア味、ストロベリー味などのプロテインは「それなりに名前どおりの味」くらいの品質とななり、ジュースに溶かせば十分に飲むに耐え得るレベルに進化したのです。
ですがこの頃はまだプロテインを売っているお店は一部のスポーツジムや東急ハンズなど「割と珍しいものまで扱っているお店」に限られており、手に入れるためには交通費や送料の負担を強いられることが多い時代でした。
2000年代 プロテイン普及期(現在)
プロテイン原料の主流は大豆からホエイ(乳清)となり、格段に溶けやすく・飲みやすいものとなりました。
大豆プロテイン自体の味や溶けやすさもかなり向上し、筋トレマニアだけでなくダイエットにはげむ女性もプロテインを利用するようになりました。
扱っているお店も格段に増えて、近所の薬局やスーパーで買うこともできます。
いやはや、良い時代になったものです^^。
(管理人へのご連絡は不要です)