生卵を食べられる、という幸せ

タンパク質源の一つが卵(鶏卵)であるという人は多いと思います。

卵の白身は水分を除くと、そのほとんどがタンパク質で、「タンパク質」という名前は「ランパク質」になっていた可能性もあると言われているほど良質なタンパク源です。

そして卵は料理の材料としてだけでなく、そのまま煮ても焼いても、さらにも生でも食べられる希少な食品です。

しかし、卵を生で食べられる国というのは、実は世界中を探してもあまり無いようです。

衛生状態があまり良くない発展途上の国だけでなく、場合によっては日本以上に食品管理のルールが厳しい先進国でも、日本以外で生卵を食べる習慣については聞いたことがありません。

日本に10年以上住んでいるアメリカ人に聞いてみても、
「生卵なんて食べるのは、ロッキーのスタローンくらいだよ。」
と言っていました(笑)。

 生卵

外国に縁のない管理人は、「さすがアメリカ人は豪快だなあ。」と感心していたこのシーンですが、むしろアメリカ人の方がビックリしていたのかも知れません。

海外でなぜ卵を食べないのかというと、その主な理由は食中毒のようです。

鶏卵にはサルモネラ菌というとても強力な病原菌による食中毒を引き起こしやい性質がありますが、過熱することでそのリスクは激減します。

しかし、日本では流通させる前に卵の殻をよく洗浄し、さらに賞味期限を短くすることで生食の場合の安全性を確保しています。

実際のところ、過熱することを前提にすれば、卵は下手に表面を洗ったりしないほうが長持ちする(卵自体に免疫力があるため)だそうですが、日本ではそれを多少犠牲にしてバリバリの「生鮮食品」として扱い、独自の食文化を築いているわけです。

というわけで、卵かけごはんやスキヤキの具を生卵に付けて食べるときは、そんな日本の文化に感謝することにしましょう^^。

ただし、卵のタンパク質を体の中で有効利用するためには、生のままよりも加熱した方がいいそうです。

なので、「生卵はそれほど好きじゃない」という人は、生食よりも半熟卵や加熱調理した卵を食べるべきだと思います。

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