モドキ食品にご注意
プロテインを飲んでいる人の多くは、普段の食事のタンパク質含有量にも注意を払っていると思います。
厳密に「これでタンパク質○g」と計算しないまでも、食事の時には野菜だけでなく肉や魚の料理をメインにするなど、一定の配慮はしていることでしょう。
そうするとお店で何かを買って食べる場合でも、その原料や材料を考えて選ぶことがあると思います。
しかし、調理した状態で売られている食べ物の中には、一般的な原材料とは違うものを使ってつくられた「モドキ食品」というか「なんちゃって食品」的な物もあるので要注意です。
人工イクラ
これは割と有名な話ですが、イクラは本物に近い味のものを割と簡単に作ることができます。
原料は海藻エキスやサラダ油などで、これをカプセルのように加工して本物そっくりの風味と食感の卵を作るのです。
当然のことながらタンパク質含有量は天然イクラよりずっと低いので、プロテインマニアからすれば許せないタイプのモドキ食品と言えるでしょう(笑)
最近は天然のイクラの価格が安くなったためにあまり作られていないようですが、食品事情によってはまた復活する可能性もありますから気をつけておきましょう。
大豆チキンナゲット
格安のチキンナゲットの中には、鶏肉の量が極端に少ないものもあるそうです。
では、代わりに何が入っているのかというと、大豆タンパクやデンプン、魚のすり身なんだとか。
デンプンというのは炭水化物ですから言語道断として、大豆や魚を使ってもらえば一定量のタンパク質は補給できますが・・・チキンナゲットとして買った方としては若干騙された感じがしてしまいそうです。
植物原料アイス
昔ながらのアイスクリームといえば牛乳や卵などを使って作るものですが、最近は牛乳の代わりに植物性油脂を使い、卵の代わりに大豆レシチンを使っているものもあるんだとか。
まあ、アイスクリームでタンパク質を補給しようという人はいないでしょうし、摂取するコレステロールを減らせるので健康的なのかも知れませんが、自分が何を食べているのかということくらいは知っておきたいものです。
食品を買う時は原材料表示を確認
食品を買う時は必ず原材料を見て、
「アレ?なんでこんな物を使っているの?」
と感じたら、原材料の表示を確認することをオススメします。
単に味を楽しむだけなら何でもいいですが、栄養のことを考えると中身はきちんと把握しておいたほうがいいですからね。
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