タンパク質ゼロで生きる方法?
私たちが普段から、やれタンパク質が大切だとか、アミノ酸の配合がどうだとか細かいことを考えているのは、そもそも人間が食べないと生きていけない生物だということが前提です。
肉体が食べたものによって作られる以上、その内容を考えることが体型や体質をコントロールするために重要であることは言うまでもありません。
しかし、物事には常に例外が存在するものです。
驚くべきことに、世界には何も食べないで生き続けている人の例が複数あります。
例えばテレビ番組などでも紹介されたインド人のプララド・ジャニさんという男性は、6歳の時から水も食料も摂らず70歳を超えた今でも元気に生活しています。
さらに彼はトイレにも全く行かないんだとか。^^;
こんな話を聞くと、
「隠れて物を食べたりトイレに行ったりしてるんじゃないの?」
かと思うのが普通ですが、彼の体質については隔離環境での医学的な検査でも嘘ではないことが証明されているそうです。
また、ロシアのジナイダ・バラノワさんという女性は、徐々に食べる物の種類や量を減らしていくことで「何も食べずに生きる」という体質を獲得した事例です。
このケースでも医療施設での検査が行われましたが、やはり彼女は本当に飲まず食わずで生きていることが証明されました。
他にも、中国などでいわゆる「不食」で生きる人の例が報告されています。
科学的にはどう考えてもおかしいと思えるような話ですが・・・
色々な検査をしたことによって彼らがなぜ「飲まず食わず」で生きられるのか?ということについてのヒントは見つかっているようです。
たとえばインド人のプララド・ジャニさんの場合、膀胱では尿が作られて入るものの、それが体内に再吸収されていることが分かったそうです。
またロシアのジナイダ・バラノワさんの場合、日中に屋外を散歩することによって、光合成に近いしくみでエネルギーを体内合成しているのではないかと推測されています。
昔から「仙人は霞を食べて生きる」と言われていますが、これは完全な空想の産物ではなく、不食の体質を持つ人達の話が語り継がれてきたものであると主張する専門家もいるんだとか。
我々も体内でアミノ酸スコア100のタンパク質を合成できたら、プロテインにお金がかからなくなってありがたいんですけどね(笑)。
(管理人へのご連絡は不要です)