プロテインマニアを女性から見ると
今回は、日常生活の中でプロテイン・マニアに遭遇してしまった女性の手記を掲載したいと思います。
「他人から見てこう見える」という事例の参考にしてみてください(笑)。
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あれは、私がまだ青い春を謳歌していた頃のことです。
その当時、私にはこれから彼氏に発展するか否かという微妙な関係の男性がいて、そんな彼と初めてのお出かけすることになりました。
今では初デートとなるお出かけは当時大ヒットとなった映画。
悲恋な物語だったのですが、二人の関係を進展させ得る恋愛の要素がつまった内容の映画でした。
そんな素敵映画を見終わった後のこと。
彼と私は喉を潤す為にお店を探しました。
でも、ちょうどお茶の時間帯だった為にどこも満席。
まだまだ純粋だった私は、自販機でもいいよと伝えました。
まずは自販機で飲み物選び。
「どれがいいの?」という彼に、遠慮がちに「これ…」とミルクティーを選ぶ私。
ミルクティーを自販機から取り出すと、なぜか彼は自分の分も買わずに近くに設置されたテーブルへ向かいます。
「買わないの?」と聞くと、「俺のはあるからいいよ^^」と爽やかな答えが返ってきました。
不思議に思いつつも、後に続いてテーブルに座ると、 いつのまにか彼の手にはコンビニのビニール袋が。
そしておもむろにスポーツドリンクらしきものが入ったペットボトルと小さな容器をテーブルの上に取り出しました。
「・・・・?」
私の目はもちろんのこと、周りの目を気にすることも無く、小さな容器に入った白い粉を「バフッバフッ」とペットボトルに入れはじめたのです。
Σ(゜д゜lll)
少々目を丸くしながらも私の沈黙の観察は続きます。
彼は、「謎の白い粉」を存分に含んだペットボトルを少し振り、少しずつ少しずつ溶液に溶かしながら粉が固まらない様に振っていました。
おおよそ粉が液体と混じり合った瞬間・・・
ジャッジャッジャッ!!っと勢いよくシェイクしはじめたのです!
ヽ(~д~;)ノ=3=3=3
そう。彼はプロテイン男子でした。
ふと視線を感じ、その方向へ視点を向けると若い二人組の男性が
「あいつ、なにやってんだよアレ・・・。あの乳白色の液体何なんだよ((((;゜Д゜)))))))」という表情で、プロテインをじっと見つめていました。
私はそんな二人組の疑問をぶつける様に、恐る恐る聞いてみました。
「それ・・・何?」と。
彼はゴキュゴキュっと喉を鳴らしながら飲んだあと、更に爽やかな顔で
「これ?プロテインだよ♪(´▽`)」と答えました。
何の疑問も持たぬ顔で答えるプロテイン男子に、私は言葉がありませんでした。
・・・その後、私が一人静かにミルクティーを飲み続けたのは言うまでもありません。
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あなたは、こんなKYなプロテインマニアになってしまわないように気をつけてください(笑)。
特に女性と一緒にいる時などは、ドリンクタイプのプロテインを活用するのがいいでしょう。
(管理人へのご連絡は不要です)