マッスルフィットプロテイン(ココア)
今回のレポートは、大手プロテインメーカーのウイダーより発売されている「ウイダーマッスルフィットプロテイン(ココア)」です。
以前にレポートしたバニラ味と同様に、タンパク質の吸収を高めるEMR(酵素処理ルチン)という物質を含んでいる新しいタイプのプロテインです。
従来品よりも筋肥大効果が期待できるプロテインとして、味や使用感などを分析してみることにしましょう。
分析情報
まずは成分の分析情報です。
製品の特長
成分の特長グラフ タンパク質含有量は約71%。
正確なデータはありませんが、無水換算値で75%程度になると思います。
誤差程度ではありますが、ココア味はなぜかバニラ味よりほんの少しだけタンパク質含有量が低いです。
とにかくタンパク質含有量にこだわるならバニラ味を選んだほうがいいでしょう。
この製品も、カゼインタンパクを含むプロテインの特徴なのか、シェイクにした時にほんの少しザラッとした感じが残ります。
ただしソイプロテインなどと比較すると十分に飲みやすく、ダマなどになって粉末が残ることもありません。
タンパク質成分
タンパク質成分グラフ このプロテインに含まれているタンパク質は、ホエイとカゼインが50:50となっています。
速やかに吸収されるホエイと、ゆっくり吸収されるカゼインの混合型なので、目的を問わず色々な場合に飲めるタイプのプロテインと言えるでしょう。
混合タイプのプロテインは意外と少ないのですが、「運動直後」「食間」「ダイエット時」など、あらゆる場面で飲めるプロテインという特性は非常に便利だと思います。
味について
粉末の色は、しっかりとした茶色。
ココア味ということが見た目にもよくわかります。
香りもしっかりココアですが、他社のチョコレートプロテインなどと比較して特に味が濃いという感じはありません。
淡白な味が好きな人でも大きな問題は無いでしょう。
バニラと同様に、純粋なホエイプロテインと比較するとわずかな粉っぽさはありますが、これは成分の特性上仕方のないところなのかもしれません。
各ドリンクとの相性は?
水 | プロテインの味が薄いので、不味くはありませんが非常に味気ない飲み物になります。香りはあっても味は淡白です。 飲み物として楽しむなら、他の飲み物に溶かしましょう。 |
スポーツドリンク | スポーツドリンクの甘味のおかげで、かなり飲みやすくなります。 プロテイン自体には炭水化物(糖分)がほとんど含まれていないので、運動の前後なら迷わず水よりもスポーツドリンクで飲むべきだと思います。 |
牛乳 | ココア味だけに、「ミロ」を薄目に作ったような味です(笑) 相性は悪くないので、タンパク質補給優先なら牛乳シェイクがベストでしょう。 |
オレンジジュース | オレンジとココアの香りがやや分離している感じはありますが、決してマズくはありません。 ただし、相性が良いというほどマッチしているとは言いがたいです(笑)。 |
全体的には、あっさり味のオーソドックスなココアプロテインという感じです。
パッケージラインナップ
パッケージは360g、900g、そして2.5kgの3種類です。
もちろん大容量の方がお得ですが、プロテインの味に好き嫌いのある人は、まず360gのものを飲んでみるのがいいと思います。
※分析情報におけるコスト等の計算は、最大容量(記事執筆時点)のパッケージを基準にしています。
(管理人へのご連絡は不要です)