マッスルフィットプロテイン(バニラ)
今回のレポートは2011年の6月に発売になった「ウイダーマッスルフィットプロテイン(バニラ)」です。
この製品は、ウイダー独自の技術により、タンパク質の吸収を高めるEMR(酵素処理ルチン)という物質を 含んでいる新しいタイプのプロテインです。
実験では筋肥大効果が大きくアップするという結果が得られているそうなので、大いに期待したいところです。
分析情報
まずは成分の分析情報です。
製品の特長
成分の特長グラフ タンパク質含有量は無水換算値で80%と、なかなか高タンパクなプロテインです。
ちょっと残念なのは、シェイカーでシェイクしても粉末が完全に飲み物に溶けきらず、ややザラッとした粉っぽい食感があることです。
ウイダーの他の製品はちゃんと溶けてくれるので、含まれている成分の特性なのかも知れません。
※「製品の特徴」グラフは製品の特性を独自の方法で分析したものであり、製品の優劣を評価したものではありません。
タンパク質成分
タンパク質成分グラフ タンパク質成分 このプロテインに含まれているタンパク質は、ホエイとカゼインが50:50となっています。
短時間で吸収されるホエイと、長い時間栄養状態をキープしてくれるカゼインのハイブリッド型なので、食事の間の栄養補給にも使いやすいでしょう。
味について
粉末の色は、柔らかい白色です。
袋を開けると、ほんのりバニラの香りがします。
プロテイン自体の味はとくにクセもなく、あっさりとしている感じです。
強い甘みや香料が苦手という人でもこれならまず大丈夫でしょう。
ただ、喉ごしということになると、やっぱりちょっと粉っぽい感じが気になります。
まあ、粉っぽいとは言っても、一般的な大豆プロテインよりはずっと飲みやすいレベルなので問題は無いと思います。
ただし、粉っぽいプロテインが特に苦手という人は、普通のホエイプロテインを選ぶことをおすすめします。
各ドリンクとの相性は?
水 | 決してマズくは無いのですが、プロテイン自体の味が弱い分、かなり物足りない印象です。 味わって飲みたい場合は、他のドリンクの方がいいでしょう。 |
スポーツドリンク | プロテインに甘味があまり無いので、水よりはスポーツドリンクの方がずっと飲みやすいと感じました。 あえて濃い目のスポーツドリンクに溶かして、筋トレ直後などに糖質+タンパク質を補給しても良さそうです。 |
牛乳 | 牛乳とバニラの相性は良く、「標準的なプロテインシェイクの味」になります(笑) 強いクセが無いので飲みやすいですが、甘いプロテインが好きな人にはちょっと物足りないかも知れません。 |
オレンジジュース | 味はほぼオレンジジュースに支配されてしまいますが、違和感は全く無いです。 基本的に味の濃いジュース+あっさりプロテインというのはよく合いますね。 甘いプロテインが好きという人は、甘いドリンク一択で行きましょう。 |
成分は新しいプロテインですが、味に関してはオーソドックスなバニラプロテインという印象です。
過去にバニラ味のプロテインを飲んだことがある人なら、たぶん抵抗無く飲むことができると思います。
パッケージラインナップ
パッケージは1kg、そして2.8kgの2種類です。
もちろん2.8kgの方がお得ですが、カゼインの味が苦手という人もいると思うので、慎重になるなら、まず小さいサイズで試してみるといいでしょう。
※分析情報におけるコスト等の計算は、最大容量(記事執筆時点)のパッケージを基準にしています。
(管理人へのご連絡は不要です)