プロテインの選び方実例(筋トレ&ダイエット編)

今回は「プロテインの選び方」の記事を参考に、目的別にプロテインを選ぶ場合の具体例を書いてみることにしましょう。

ちなみに「プロテインの選び方」は以下の2ページ構成になっています。

プロテインの選び方 その1
プロテインの選び方 その2

筋トレ&コスパ重視編

筋トレのためのプロテイン

プロテインを飲む理由として、
「筋肉を付けたいから」
というのは、非常によくあるパターンだと思います。

そこで1つ目の例として筋トレのためにコスパ重視でプロテインを選んでみましょう。

まずタンパク質の種類ですが、これは筋肥大効果が高く運動前などに飲んでも短時間で吸収される性質を持ったホエイプロテイン一択でしょう。

そして「コスパ重視」としたのは、一定以上の量を継続的に飲むことを想定しているからです。

タンパク質不足を避けるためにプロテインを飲むのに、値段を気にしてチビチビ飲んでいたら本末転倒ですからね(笑)。

筋トレによって体づくりをする場合、必要なタンパク質量が比較的多いので、
「目標体重に達したら、その後は普通の食事メニューで栄養を調整する。」
というのもちょっと大変です。

筋トレをやめない限り飲み続けると考えれば、タンパク質あたりの価格が安いコスパが重要項目になるのは当然でしょう。

この場合、タンパク質の含有量をチェックするだけでなく、パッケージあたりの価格からコストパフォーマンを考えていく必要があります。

また、使用感が悪いと長期的に飲み続けるのがつらいので、飲み物に溶けにくかったり、味が濃すぎたりという大きな欠点が無いかどうかも確認していきます。

ビタミン・ミネラルなどについては、色々入っていればプラスにはなりますが、これらについては他のサプリメントでも補えるので優先順位は低めになります。

これらの条件をもとに選んだ商品は・・・

ビーレジェンドプロテイン

リアルスタイルのビーレジェンド プロテイン(プレーン)です。

選出の理由としては、まずタンパク質あたりの価格が安く、長期間飲んでも飽きのこないプレーンタイプであることが挙げられます。

実は厳密に「タンパク質あたりの価格」で評価するなら、僅差でもっと安い製品もあるのですが、そういうものは「泡立ちが凄い代わりに安い」という風に長所と短所が混在している製品が多いのです。

よって、飲んだ人の評価など全体のバランスを考えてこの製品に決定しました。

ダイエット&シェイプアップ編

ダイエットのためのプロテイン

次に、ダイエット目的でプロテインを飲む場合の選び方です。

今、市場で主流になっているのはホエイプロテインですが、大豆タンパクの味に抵抗がなければソイプロテインを選ぶのもアリでしょう。

大豆のタンパク質には代謝を上げる効果があると言われていますし、ホルモンバランスの改善が期待できると言われているイソフラボンも含まれています。

また、ホエイよりも消化に時間がかかる分だけ「腹持ちの良さ」という点でもダイエット向きなのです。

次にタンパク質含有量ですが、これは筋トレの場合と同じように、ある程度高くなければいけません。

タンパク質含有量が低いプロテインは、その分他の栄養素(炭水化物や脂質など)を含んでいることになるためダイエットには不向きですし、タンパク質あたりの値段で考えると割高になってしまいます。

あくまでも「食事の補助」として飲むだけなら量は少なめになりますが、無駄なお金を使わないで済むに越したことはありません。

ダイエット時には食事の量が減り、結果としてビタミンやミネラルも不足しやすくなるので、これらもある程度は含んでいたほうがいいでしょう。

これらの条件をもとに選んだ商品は・・・

健康体力研究所(Kentai)の、ウェイトダウン ソイプロテイン ココア風味です。

選考の基準としては、まずタンパク質あたりの価格が安いこと。

ただし、ソイプロテインのプレーン味はハッキリ言って飲みにくいので、ココア味のフレーバーを選びました。

また、容量は1kgとしています。

単にコストパフォーマンスで考えれば、別の製品なら3kgくらいの大きさのパッケージもあるのですが、そういう商品はプレーン味、要するに味がほぼ付いていません。

ソイの粉っぽさに加えて、なおかつ味がないとなれば、飲みやすさに関しては最高難易度になってしまうでしょう(笑)。

ダイエッターの多くは普段それほどプロテインを飲みなれていないと思うので、プロテインを買って「こんなの飲めない・・・」となるリスクは避けたいところです。

また、ビタミンやミネラルなどの付加要素もある程度充実していることから、今回はこの商品が妥当と判断しました。

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