卵の白身でタンパク質補給
「選び方&飲み方編」では様々なプロテイン料理を紹介してきましたが、サプリメントではなく食事からタンパク質を補給したいという人も多いと思います。
そんなわけで今回は、代表的なタンパク質源の一つである卵を使った料理・・・というほどでもありませんが、簡単な加工で手早くタンパク質を補給する方法の一つを紹介しましょう。
卵は加熱するのが理想
卵の白身は、水分を除くとその成分のほとんどがタンパク質というなかなか優れたタンパク質源です。
しかし「卵は加熱して肉・魚と一緒に」にも書いたように、生のままだと吸収性がイマイチという欠点もあります。
また、衛生面から考えてもやはり熱を通しておいたほうが安全ですから、やっぱり過熱して食べるのがベストと言えるでしょう。
目玉焼きやゆで卵などにして食べてもいいのですが、今回はより短時間で洗い物もしなくて済む方法を試して見ることにしましょう。
材料の準備
材料として必要なのは、あたりまえですが卵と、お菓子などを入れる使い捨てのケーキカップだけです。
ケーキカップは他の容器でも代用できますが、使い捨てのものなら洗う手間がかかりません。
ガラス容器は、白身を入れるために一応用意しましたが、無くても大丈夫。
あとは多分、ほとんどの家庭にあると思われるマイクロ波調理器、いわゆる電子レンジを使います。
炒めるためのフライパンも、お湯を沸かすための鍋も必要ないのがこの方法の良いところです。
白身をカップに入れる
まずは卵を割って、白身だけをカップに移しましょう。
エッグセパレータなどの器具を使ってもいいですが、卵のカラで白身を切るようにすれば、手作業でも黄身と白身を分けることは十分可能です。
分けた黄身はタンパク質補給には使いませんので、冷凍庫で凍らせておいて他の料理に使うといいでしょう。
レンジで加熱
次に、白身を入れたカップをレンジで加熱します。
この時大事なのが、加熱時間を長くしすぎないということです。
加熱し過ぎると白身が破裂して量が減ってしまったり(笑)表面が固くなってしまって美味しくなくなります。
管理人の家の電子レンジ(600W)では、45秒~1分くらいがベストでした。
なお、一般的なお皿が回転するタイプの電子レンジは、中心に置いたものほどマイクロ波が弱くなって温まりにくいという性質があります。
カップをたくさん並べて温める時は、回転皿の外側の方に円を描くように並べると短時間でムラ無く加熱できます。
あとは食べるだけ
出来上がったら、あとはお好みの調味料などをかけて食べるだけです。
賞味期限が近い卵を加熱して寿命を延ばすのにも便利な方法なので、ぜひ活用してみて下さい。
(管理人へのご連絡は不要です)