IMPACT ホエイプロテイン(抹茶)
ほとんどの人が知っているとは思いますが、プロテインの生産国は日本だけではありません。
というより、日本はサプリメントに関しては、どちらかというと後進国。
海外では日本以上にサプリメント文化が定着していることについては、オーストラリアで取材した時のレポートにも書いたとおりです。
海外のプロテイン事情レポート1
海外のプロテイン事情レポート2
そして今回は、イギリス初のプロテインを入手したのでレポートしてみたいと思います。
フレーバーび種類は抹茶(Matcha)、「Green tea」ではなく日本語のローマ字表記になっていますが、以前にオバマ大統領も「matcha icecream」なんて言っていたので、意外とそのまま通じる単語なのかもしれません。
ちなみに販売元の「MYPROTEIN」は、ヨーロッパではかなりメジャーなメーカーで、プロテインやクレアチンなどのサプリメントの他にスポーツウェアなど、色々な商品を展開しているようです。
品質はどうなのか?そして日本やアメリカのプロテインと何か違いはあるのか?
それらの点についてレポートしてみることにしましょう。
分析情報
まずは成分の分析情報です。
製品の特長
タンパク質含有量は76%となっています。
タンパク質を優先的に補給するためのサプリメントとしては、十分に合格点と言えそうです。
通販サイトなどの実売価格からタンパク質1gあたりの価格を計算してみたところ、3.2円くらいでした。
これだけでもかなり割安ではありますが、割と頻繁に割引セールをやっているようですので、時期によっては低コストをウリにしているプロテインよりも割安になる可能性もあります。
詳しくは以後の項目で紹介しますが、溶けやすさや風味などを含めてバランスの良いプロテインと言えると思います。
タンパク質成分
この製品に含まれているタンパク質はホエイ100%です。
消化吸収が早く、運動前後の補給に適したタイプのプロテインということになります。
味や使用感について
粉末は抹茶味だけあって、深みのある緑色。
そして、ほのかに抹茶の香りがします。
ドリンクに投入してシェイクすると、粉末そのままの緑色のシェイクになりました。
粉末の粒子は液体に馴染みやすく、しばらく振っているとスムーズに溶けてくれる感じです。
泡立ちのレベルも最低限で、国内の大手メーカーと比べても全く劣るところはなさそうです。
そして味の方ですが、これがなかなかのもの。
海外のプロテインというと「甘くて大味」という印象があるのですが、このプロテインは甘味も控えめで、香りも非常に繊細です。
何というか、スナック菓子などに使われている「抹茶味」というより、ちょっと深みのある玉露のような風味で、まるで日本人が風味にこだわって作ったような感じがします。
恐らくですが、日本の会社が作ったプロテインだと言っても、疑う人はまずいないのではないでしょうか。
各ドリンクとの相性は?
水 |
粉末の甘味が弱いので薄味ではありますが、お茶系の味だけに違和感はありませんでした。 |
スポーツドリンク |
濃すぎるとスポーツドリンクの酸味でちょっと微妙な味になりますが、ほんのり甘味を感じる程度の濃度ならけっこう美味しく飲めます。 |
牛乳 |
抹茶+ミルクという定番の組み合わせだけに、とても相性がいいです。 |
オレンジジュース |
特別合うというわけではないですが、プロテインの風味はそれほど強くないので、そんなに違和感なく飲めます。 |
総合的に見て、価格・味付け・溶けやすさなど、色々な要素において日本国内のプロテインの強力な対抗馬になりうるプロテインと言えそうです。
タンパク質あたりの値段で見てもかなり値ごろ感があるので、特に割引率が高いタイミングなどで購入できれば、コストパフォーマンスは最高レベルになるでしょう。
パッケージラインナップ
パッケージの大きさは1kgと2.5kgの2種類。
特に2.5kgのものは容量の割にかなり価格が安く設定されているので、ぜひチェックしてみて下さい。
(管理人へのご連絡は不要です)