IMPACT ソイプロテインアイソレート

最近は日本のプロテインメーカーも海外のプロテインと同等、いやそれ以上にコストパフォーマンスの良いものが登場してきています。

しかしそれと同時に、日本でもインターネットなどを通じて海外のプロテインを購入しやすくなっているのもまた事実です。

今回はそんな海外メーカーの製品の中から、ヨーロッパの大手メーカー「MYPROTEIN」の「ソイプロテインアイソレート」をレポートしてみたいと思います。

分析情報

まずは成分の分析情報です。

タンパク質含有量は90％と、ソイプロテインの中でもかなり高いものとなっています。

アイソレート（他の成分と分離されている）という名前の通り、非常に純度の高いプロテインパウダーです。

MYPROTEINのサイトでは比較的頻繁に割引販売が行われているのですが、なんとこの記事執筆時点では2.5kgの大容量パッケージが5000円以下と、かなりお得な値段になっていました。

タンパク質1gあたりの価格は2円程度になるので、これは最安製品の候補と言ってもいいレベルです。

ただし、詳しくは後で説明しますが、飲み物によっては溶けにくかったりもするので、価格だけでなく用途についても考慮する必要があるでしょう。

風味については、今回レポーした「ノンフレーバー」には味付けがされていないので、大豆の粉そのまんまという感じです。

この製品に含まれているタンパク質はソイ100％です。

ホエイプロテインに混ぜて吸収速度を調節したり、間食として摂る用途に適していると言えます。

粉末はごく薄い褐色。

典型的なソイプロテインの色で、質感はホエイプロテインにくらべてややズッシリしています。

ドリンクに入れてシェイクすると、溶けるというよりも全体的に「混ざる」感じになります。

しばらく置いておくと粉末がドリンクの底に沈んでしまいますが、これもソイプロテインとしては仕方のないことでしょう。

味についても大豆そのままの風味で、特に美味しいとかマズイという事はありません。

ホエイプロテインに比べれば飲みにくいですが、他の大豆系プロテインを飲んだことのある人なら抵抗なく飲めるでしょう。

ただし・・・

このプロテイン、なぜか牛乳にうまく溶けず、ダマがたくさんできてしまうのです。

シェイカーでしっかり振ってもこの通り。

そのまま飲もうとすると強烈にむせてしまうので、管理人はいつもシェイカーの底に沈殿した塊を流しに捨ててしまっています（苦笑）。

水	そもそも大豆プロテインを水だけで飲むというのはなかなかキビしいものがあると思いますが、それはこのプロテインでも同じです。味のない飲み物と組み合わせるのはオススメしません。
スポーツドリンク	ある程度の粉っぽさはあるものの、水よりははるかに飲みやすいです。特に糖質を制限しなければならない場合を除けば、栄養のバランスとしてもスポーツドリンクのほうが合理的です。
牛乳	味が特にマズイというわけではないのですが、既に書いたとおり盛大にダマができるのが問題です。スムーズに飲むためには、ミキサーなどをでダマを潰したりすべきでしょう。
オレンジジュース	オレンジジュースはスポーツドリンクと同様に、味を付けて飲みやすくする飲み物としてオススメです。