ビーレジェンド(大人のミルクティー)

ここのところ、急激に色々な種類・味が発売されてきている「ビーレジェンド」プロテイン。

今回は、そんな中でも「カゼイン&ホエイ」という新しいシリーズの「大人のミルクティー風味」をレポートしてみたいと思います。

ビーレジェンドミルクティー

この製品のコンセプトは「夜用」。
とは言っても、女性用の製品というわけではなく(笑)、特に寝る前や間食の時に最適な、腹持ちがいいプロテインとして作られています。

相変わらずちょっと変わったネーミングですが、その味の特徴なども含めて吟味していきましょう。

分析情報

まずは成分の分析情報です。

製品の特長

タンパク質含有量は71%台後半と、ビーレジェンドの他のシリーズとほぼ同じくらいです。

パッケージのサイズは1kgですが、お値段の方はホイプロテインシリーズのだいたい3割増しと、ややお高いのが残念なところ。

カゼインがメインという珍しいタイプの製品だけに、製造コストが高くついているのかもしれません。

製品の特徴グラフ

また、残念ながらカゼインというタンパク質の特性上、ホエイプロテインよりはかなり溶けにくくなってしまっています。

※「製品の特徴」グラフは製品の特性を独自の方法で分析したものであり、製品の優劣を評価したものではありません。

タンパク質成分グラフ

タンパク質成分

タンパク質成分 このプロテインに含まれているタンパク質はホエイが10%、カゼインが90%です。

飲んだ直後にはホエイが吸収され、その後ゆっくりカゼインが吸収される事を狙って作られているんだと思います。

使用感と味について

粉末は、白に少しだけ赤茶色を混ぜたような色をしています。

粉末写真

袋を開けると、確かに「ミルクティー」という香りがします。

お子様向けのミルクティーよりも、少し茶葉の香りが強い、大人向けのロイヤルミルクティー的な雰囲気です。

 ドリンクに入れてシェイクすると、すぐに粉末が溶けていく感じはありますが、かなり振った後でもシェイカーの壁にはザラザラした感じの粉末が残っています。

また、特に気になったのが、シェイクの中に小さくダマになったタンパク質ができることです。

ダマができやすい

変な味がするわけではないのですが、シェイクを飲んでいる時に口の中に固まったタンパク質が残るので違和感というか、妙な異物感がありました。

なので、食感に敏感な人はハンドミキサーなどでよく撹拌したり、果物などと一緒にミキサーにかけたほうがいいでしょう。

普通にシェイクするだけだと、こんな風に粉末が飲み物に馴染んでいてもダマ(かたまり)が消えてくれません。

こんな風に、シェイカーのフタの裏にもプロテインの固まりが・・・。

プロテインのかたまり

ただし、個人的にはこのプロテインが持っているやや強めの紅茶の香りは、プロテインによく合っていると思います。

各ドリンクとの相性は?

水

プロテインの風味はけっこうあるので、プレーンタイプのような味気無さはありませんが、どうしてもコクがないというか、水っぽい感じは残ります。

スポーツドリンク スポーツドリンク

やはりミルクティー風味ということで、甘みが加わったほうが美味しいです。
ただ、スポーツドリンクの成分を濃くし過ぎたり、酸味の強い種類のスポーツドリンクだと、ちょっと合わないかもしれません。

牛乳 牛乳

当たり前かもしれませんが、味の相性としては抜群です。
これでダマができるという欠点が無ければ、チョコレートやコーヒー系と同じくらい定番のフレーバーになってもおかしくないと思います。

オレンジジュース オレンジジュース

水よりは飲みやすいですが、味の相性が良いというよりは、「味を濃くしてゴマかす」という感じなので、甘いほうが飲みやすいという場合以外は牛乳の方がいいでしょう。

「大人のミルクティー風味」というだけあって、付いている味そのものは良いんですが、やはりシェイクを作った時に塊ができやすいのが残念なところです。

このあたりは今後の品質改良に期待することにしましょう。

パッケージラインナップ

ビーレジェンド

パッケージは現在のところ1kg入りの1種類だけです。

ただし、一定量の購入で送料無料になるので、まとめ買いをすることでコストパフォーマンスを上げることができます。

※分析情報におけるコスト等の計算は、最大容量(記事執筆時点)のパッケージを基準にしています。

※当サイトへのリンクを歓迎いたします。
(管理人へのご連絡は不要です)
PAGE TOP