
プロテインが飲めないアメリカ人(笑)
ある友人がアメリカ人と話していた時の話です。
その友人もプロテインマニア・・・もといプロテイン愛好家の一人なので、プロテインについての話題をそのアメリカ人に振ってみたそうです。
友「ところでさ、プロテインって飲んだことある?」
米「プロテイン(タンパク質)を飲むって?」
友「サプリメントのプロテインだよ。」
米「ああ、それなら飲んでみたことはあるけどね。その頃の僕は120ポンドくらいしかなかったから。」
(注、そのアメリカ人は身長190cmくらい、体重80kgオーバーの大男ですが、トレーニーではないそうです。なお、120ポンドは約55kgに当たります。)
友「へえ!そうなんだ。想像もつかないな。でも、なんで飲むのをやめたんだい?」
米「それが全然美味しくなくてね。飲み物っていうより飼料みたいな感じだったのさ。」
友「飼料?」
米「うん。味があまりなくて、必要な栄養をただまとめただけの代物だよ。」
友「なるほど。動物のエサみたいな感じってことかい?」
米「その通りだね。」
友「ところで、それはいつ頃の話なんだい?」
米「ハイスクールの頃だから、もう20年くらいは前になるかな?」
友「じゃあ、君はソイプロテインを飲んだんだね。」
米「ソイ?うーん。ちょっとわからないけど、そうかもしれないな。」
友「20年前だったら、多分ソイビーンズのプロテインだよ。君の大好きなナットウと同じさ。」
(注、そのアメリカ人は納豆が食べられないそうです。)
米「今は違うのかい?」
友「今でもソイプロテインはあるけど、人気があるのはホエイだね。」
米「ホエイ?」
友「牛乳のタンパク質だよ」
米「へえ。知らないな。」
友「大豆よりずっと溶けやすくて飲みやすいんだよ。君もそれなら飲めるんじゃないかな。試してみるといいよ。」
米「うーん。僕はノーサンキューだよ(笑)」
恐るべし、まずいプロテインのトラウマ。
アメリカといえば、プロテインのみならずサプリメント先進国だと思うのですが、そんな国でもプロテインをめぐる事情は大して変わらないんだなあと思うエピソードでした(笑)。
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