
ナノマシンとタンパク質
「ナノマシン」というと、普通の人には「何のマシン?」と聞き返されるかも知れません。(オヤジギャグでごめんなさい)
しかし、SFマニアにはおなじみ。
バクテリアよりももっと小さな、ウイルスと同じくらいの大きさの装置のことです。
ナノマシンを注射器で体の中に注入することによって、例えばお腹を切らずに体の深い部分の病気を治したり、体の中で物質を分解したり合成したりという仕事をさせることができます。
今の化学では実現できない装置ではありますが、アメリカなどでは少しずつ研究が進んでいる様子。
もしかしたら数十年くらい経てば、健康保険が適用される治療になっていないとも限りません。
そして、このナノマシンが色々な機能を持つようになったら、もしかしたら我々は栄養のコトなんか何にも考えなくても健康に生きられるかも知れないのです。
例えば、このサイトをご覧の多くの方が気にしている(管理人だけ、という説もありますが)タンパク質の摂取量。
もしもナノマシンが必須アミノ酸もタンパク質をどんどん合成してくれれば、何もわざわざプロテインを飲む必要はありません。
一部のタンパク質マニア(管理人だけ、という説もあり)のように、デートの途中でやおらプロテインを取り出してシェイクを作る必要など全くの不要です。
いや、 それどころか食事の量やカロリーすら全く気にせずにすむ可能性もあります。
もしもナノマシンに、
「一日に体が吸収するカロリーは2000Kcalまでにして。」
とプログラミングすることが出来たら、焼肉や唐揚げ、アイスクリームやケーキを何人前食べようと、太ることは無いのですから。
さらに、ナノマシンが味覚をも調節できるとしたら、その辺に生えている雑草や不要になった紙なんかを食べるだけで、美味しい食事と栄養補給が可能になったりもするかも知れません。
ちなみに、ナノマシンに関して興味があるという方は、レイモンド・カーツワイル博士の「Fantastic Voyage」という本がオススメです。
残念ながら英語版の洋書になってしまいますが、一般人にもわかりやすい表現で書かれています。
辞書を片手に「nanobot」と書かれているところを部分読みするだけでもけっこう楽しいと思いますよ^^。
(管理人へのご連絡は不要です)