ウイダー ジュニアプロテイン(ココア)
プロテインを飲むのは、何も大人だけとは限りません。
プロテイン摂取は子供にとっても、余分な栄養摂取を抑えて体づくりに必要なタンパク質を補給する方法としてとても有効なのです。
・・・というわけで今回は子供向けのプロテイン、ウイダー ジュニアプロテイン(ココア味)をレポートしてみましょう。
分析情報
まずは分析情報です。
製品の特長
ジュニアプロテインは、タンパク質含有量が割と少なめです。
その分体に吸収されてエネルギーになりやすい糖質やカルシウムや鉄分、各種ビタミンなどがしっかり添加されています。
「タンパク質だけ補給する」という考え方ではなく、成長期の体に必要な栄養素を総合的に補給するためのサプリメントと考えればいいでしょう。
「製品の特徴」グラフは製品の特性を独自の方法で分析したものであり、製品の優劣を評価したものではありません。
タンパク質成分
タンパク質成分グラフ ジュニアプロテインに含まれているタンパク質は、基本的に大豆ベースとなっています。
つまり「ソイプロテイン」ということですね。
成分表を見るとホエイ(乳清)プロテインも含まれているようですが、メーカーに確認したところホエイ3割、大豆7割との情報をもらいました。
味について
ココア味のプロテインなので、粉末もココアっぽい茶色をしています。
香りもほぼココア。本物のココアとの違いは、粉末のつぶつぶが大きいというあたりでしょうか。
ただ、飲み物にとかして飲んでみたところ、プロテインとしては若干甘めであるものの、本物のココアに比べればかなりあっさりしています。
甘みや味の濃さは、大人向けのプロテインと市販のアイスココア飲料のちょうど真ん中くらいといった感じです。
各ドリンクとの相性は?
水 | 「水で作った味の薄いココア」という雰囲気。 比較的「味のある」プロテインなので特に飲みにくくはありませんが、やっぱり大豆プロテインだけに水だけで飲もうとすると若干粉っぽさが残ります。 |
スポーツドリンク | 甘味料が入っているスポーツドリンクに溶かすと、水よりはやや飲みやすくなりますので、製品名にあるような「ジュニア」層にはこちらの方が良いかも知れません。 |
牛乳 | 普通のココアと同様、牛乳でシェイクを作ると濃厚で味わいのあるココア(に近い味)になります。 また、水と比較すると牛乳の方が液体の粘度が高くなるためか、粉っぽさを感じにくく飲みやすくなりました。 |
オレンジジュース | 酸味のあるフルーツジュースに溶かすと、やはりプロテイン本来の味からは遠ざかり、ジュースの味に偏る印象です。 もともとプロテインが持っている味(大豆臭やホエイ臭など)が苦手という人は、味の濃いフルーツジュースでごまかして飲むのも一つの手です。 |
やっぱり第一候補は牛乳ということになるでしょう。
シェイクするときに固まってしまうようなことはありませんが、やはり大豆プロテインは大豆プロテイン。
何に溶かしても若干の粉っぽさが残るので、これが苦手な人は別のホエイプロテインなどを飲むことをオススメします。
パッケージラインナップ
パッケージは800g、200gの2種類です。
大容量のお徳用パッケージが無いのは残念ですが、入門用プロテインとしてはお手頃サイズと言えるのかも知れません。
※分析情報におけるコスト等の計算は、最大容量(記事執筆時点)のパッケージを基準にしています。
(管理人へのご連絡は不要です)