ウイダー プロテインバー
ウイダー・プロテインバーは2006年に発売された、新しいタイプの国産プロテインバーです。
今回は粉末プロテインではなく、持ち運びに便利なスナックタイプのプロテインとして、このプロテンバーのレポートを行ってみたいと思います。
分析情報
分析情報は以下の通りとなっています。
ただし今回はシェイクにして飲むタイプのプロテインではないので、他の製品レポートと同条件での比較にはなっていません。
製品の特長
製品の特長グラフ 粉末タイプのプロテインに比べると若干値段が高くなってしまうのはプロテインバーの宿命でしょう。
しかし、この値段で1本あたり10gのタンパク質を含んでいるのはなかなか優秀だと思います。
筋肉にとって大切なビタミンB群も配合されているなど、機能性に配慮した成分となっています。
「製品の特徴」グラフは製品の特性を独自の方法で分析したものであり、製品の優劣を評価したものではありません。
タンパク質成分
タンパク質成分グラフ このプロテインバーには吸収の早いホエイプロテインと、ゆっくり長く吸収されるソイプロテイン(大豆プロテイン)の両方が含まれています。
状況を選ばずオールマイティに使用できるタイプのサプリメントと言えるでしょう。
味と機能性について
今回購入したのは「チョコナッツ味」です。
袋を開けてみると姿を現したのは、分厚いウエハースというかシールつきの某チョコレート菓子の親玉のような食べ物でした(笑)。
実際に食べてみると、食感としては前述した「分厚いウエハース」という表現がぴったりです。
今まで私が購入したプロテインバーはチョコレートでコーティングされている物が多く、夏などは持って外出するともうベタベタしてとても食べられる代物ではない(TT)という事もあったのですが、このプロテインバーに関しては心配なさそうです。
風味として確かにチョコナッツ味と言われればその通りなのですが、大豆タンパクを使っているせいか「きな粉のお菓子」という風味がありました。
サプリメント系スナックにありがちな「独特の味」という感じは全く無く、普通のお菓子としても十分に食べられると思います。
試しにプロテインが苦手な人(種別に関わらずプロテインシェイクが全く飲めないという人)にも試食してもらいましたが、
「これなか普通のお菓子として抵抗無く食べられる」
というコメントでしたので、好き嫌いの多い人にも受け入れられやすいと思います。
貴重な製品?
管理人は個人的にこのプロテインバーはなかなか貴重な製品なのではないかと思っています。
その理由の一つは、今まで日本のメーカーはプロテインバー自体をあまり製造していなかったことにあります。そのため多くの人は海外製のプロテインバーを購入していました。
しかし、海外製のプロテインバーは日本人にとって甘すぎたり、タンパク質含有量こそ多いものの、1本あたりの価格が400円くらいになっていたり(日本で購入した場合です)と、購入者にとって不満な点が多かったのも事実だと思います。
その点、ウイダーのプロテインバーは1本あたりの値段やタンパク質含有量の点で海外産の製品と比較して若干割安で、味の点では明らかに日本人に受け入れられやすくなっています。
今後は色々なメーカーから更に割安で、色々なタイプのプロテインバーが発売されることが期待できそうです。
パッケージラインナップ
現在、レポートしたタイプのプロテインバーは発売を終了し、新しい味の区分としてベイクドチョコ、ナッツ、バニラの3種類が発売されています。
タンパク質は大豆タンパクのみをベースにしているようですが、もともとプロテインバーは吸収がそれほど速くないので、効果に大きな差は無いでしょう。
(管理人へのご連絡は不要です)