プロテインを飲むと太るって本当?

サプリメントの中では比較的有名というか、誰もがその名前を知っている(と思う)プロテイン。

しかし「プロテインを飲むと太る」と思っている人も少なくないようです。

もしもそれが本当なら、体重を増やしたい場合はともかく、ダイエットや引き締まった体を作りたい場合はありがたくない効果があることになります。

さて、実際はどうなのでしょうか?

食品としての性質

何度も繰り返すようですが、プロテインは栄養補給のためのサプリメント(栄養補助食品)です。

つまりその実態は食品で、薬物のように特別な作用はありません。

そして、プロテインの成分は(あたり前ですが)高タンパク質。そしてカロリーは低いため、食品の中では比較的太りにくいものに分類されることになります。

つまり「プロテインは太りやすい」という考え方は間違いです。

プロテイン太りにくい性質を持つ食品です

ただし、栄養を含んでいる以上、どんな食品でも食べ過ぎれば太ります。
例えば玄米は白米に比べて太りにくい性質だけど、毎食どんぶりで何杯も食べていれば太るのはあたり前。

プロテインが太りにくいとはいえロクに運動もせずに飲んでいたら、飲んだ分だけ摂取カロリーが増えて太ることになるでしょう。

また、プロテインの中には体重を増やす目的で糖質がたくさん添加されているタイプの製品(ザバスのウェイトゲイン等)があるので、そういうものはやはり、体重が増えやすいように出来ています。(そうでないと困りますが^^;)

ただしこれらはパッケージにも「体重を増やす」「体を大きくする」ということがハッキリ書かれているし、成分表を確認すればすぐ分かるので心配無いでしょう。

体重を増やしたくない場合は、たんぱく質含有量が70%以上のプロテインを飲むようにすればまず大丈夫です。

飲むタイミングと種類

プロテインで体重が増えやすいかどうかは、含まれているタンパク質の種類や飲むタイミングによっても差があります。

例えば、最近主流になってきているホエイ(乳清)プロテインは体に吸収されやすい性質を持っているので、タンパク質の中では比較的体重が増えやすいです。

ダイエット中にホエイプロテインを飲む場合は、低脂肪乳に混ぜるなどして、吸収速度がゆっくりになるように調節するといいでしょう。
甘いジュースなどに溶かして飲むのは逆効果です。

逆にソイ(大豆)やカゼイン(牛乳)を原料として作られたプロテインは、もともと吸収がゆっくりなので体重が増えにくく、ダイエット向きのプロテインと言えます。

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