実は健康的じゃない?健康食品
食べ物や飲み物を販売する場合には、その名前の付け方やパッケージのデザインなどに一定のルールがあります。
例えば「牛乳」を売る場合には、成分の割合として脂肪分が何%以上というような規定があり、これに従わっていないものは「牛乳」という名前にはできないのです。
果物ジュースを販売する場合、そのパッケージに果物の切り口の絵を印刷できるのは、そのジュースが果汁100%の場合だけ。
だから果汁30%のオレンジジュースのパッケージには、オレンジの切り口の絵や写真は使えないのです。
それでは、「健康食品」や「プロテイン」はどうでしょうか?
実はこれらには、何のルールもありません。
つまり、極端に言えば中身に関係なく「健康食品」や「プロテイン」と書いて販売することができるということです。
もちろん、健康に害のある成分が入っているものを売ったり、タンパク質が全く入っていない食品を「プロテイン」という名前で売れば、別の意味で問題になるでしょう。
しかし、「体重を増やしたい人の健康のために」という理由で脂肪分たっぷりの超ハイカロリー食品を「健康食品」という名前で売ったり、タンパク質が1%程度のものに「プロテイン」という名前をつけて売っても、それを直接取り締まるのは難しいでしょう。
だから、いわゆる健康食品ビジネスは悪徳商法の温床になってしまっているのだと思います。
プロテインに関しても、過去に大手食品メーカーがタンパク質含有量が5%に満たないような食品を「プロテイン◯◯」として売っていた事実があります。
ただ、特定のルールや審査があって、そのルールに従っていれば安心だと考えるのもまた危険です。
例えば特定保健用食品、いわゆるトクホのマークが付いたものの中にも、明らかに誤解を与える(それを狙っている)ような広告やパッケージのものが数多くあるからです。
結局のところ、自分が望んだ効果や効果を手に入れたいのであれば、ある程度の基礎知識と成分表とにらめっこするくらいの労力が必要なんだと思います。
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