牛乳の本当の賞味期限

牛乳はプロテインと非常に相性の良い飲み物です。

恐らく、このサイト内をキーワードで検索した場合、最も多く登場する飲み物は「牛乳」でしょう。

ミルク

そこで今回は、牛乳の賞味期限と保存性について書いてみたいと思います。

さて、牛乳には他の多くの食品と同様に「賞味期限」が設定されています。

知っている人は多いと思いますが、賞味期限というのは
「この日までなら飲んでも安全」
というボーダーラインじゃありません。

「この日までなら、美味しく飲めますよ。」
というような意味です。

つまり、風味や味がキープできる目安を表しているわけですね。

でも、風味や味と「いつまで飲めるか」という事は無関係ではありません。

腐りやすい食べ物や飲み物というのは、「品質が変わりやすい」という性質を持っていますから、当然「賞味期限」の方も短くなりやすいからです。

そして一般に、牛乳の賞味期限は冷蔵庫保存で2週間から20日くらいのことが多いようです。

でも、入荷直後の牛乳を買ってきたからといって油断はできません。

一度でもパッケージを開封してしまうと空気中の雑菌が入りやすいので、そこからの賞味期限は2~3日になってしまいます。

当たり前ですが、当日が賞味期限の牛乳を買ってきて開けても、賞味期限が伸びたりはしないので気をつけて下さい(笑)。

冷蔵での賞味期限があまり長くないという事を聞くと、
「じゃあ、冷凍した場合はどうなの?」
と考える人もいるかもしれません。

確かに、牛乳も液体ですので凍らせることができます。
そして冷凍保存ならバクテリアが増える心配もほぼないので、数ヶ月くらいは余裕で保存できるでしょう。

ただ、牛乳というのはタンパク質や脂肪分などの成分が小さな固まりになって水の中に分散した「コロイド」という状態になっています。

そして冷凍するとこの構造が崩れて成分が分離したしまうんです。

こうなると、たとえお腹を壊さなくても、あまりの不味さに口から吹き出してしまうかもしれません(笑)。

というわけで、味と栄養の両方を追求する「違いの分かる」プロテインマニアの方々には、新鮮で風味豊かな牛乳でシェイクを作って飲むことをお勧めします。

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