そして、プロテインの歴史がまた1ページ・・・

私的プロテインの歴史にも書いたとおり、このサイトの管理人は「プロテイン」というものが非常にマニアックな存在であったころから、様々なタイプの製品を飲んできた。

しかし、サプリメント市場は急成長し、それに伴って色々な製品が世に出てくるようになっています。

大昔ならスポーツショップですら手に入らず、大都市の専門店や東急ハンズなどごく一部のお店でしか手に入らなかったプロテインも、今や量販店をはじめ、その辺のスーパーですら買える時代です。

そして、最近は「ついにここまで来たか」という状況になっていることに気づきました。

それは、大手スーパーがプライベート・ブランドのプロテインを売り始めたことです。

普通の商品ならメーカー、つまり生産者と販売者(小売店やスーパーなど)は別の会社(あるいは個人)です。

例えばセブンイレブンで森永のチョコボールを買ったりすれば、生産者は森永製菓で販売者はセブンイレブン・ジャパンになるわけです。

でも、一部の商品に関しては、販売者が自分で生産して販売している事があります。

それがいわゆる「プライベート・ブランド」の商品です。

セブンイレブンでも、セブンイレブンのマークの入ったパンやお惣菜なんかが「セブンプレミアム」というブランド名で売られていますよね。

それと同様に、最近大手スーパーのイオン(AEON)グループでは、「トップバリュ」というプレイベートブランドのプロテインを販売しているのです。

プライベート・ブランドのプロテイン

まだ実際に飲んでみたことはありませんが、成分を見る限り大手メーカーのプロテインと大きな差は無いと思います。

そもそもプライベート・ブランドは、「プライベート」と言う名前こそついているものの、そのスーパーが自分で工場を持って生産をしているということはほとんどありません。

売り主が、既に生産ラインを持っている他の会社(メーカー)に製品を作ってもらって、それを自分の会社の名前で売り出すわけです。

なので、トップバリュのプロテインの場合も、中味については他のプロテインメーカーが作ったものか、ほんの少し味や成分を変えただけのものではないでしょうか。

だとすれば、値段的にもかなりお得で、プロテインマニアとしては歓迎すべきなので、今後詳しくレポートしていきたいと思います。

プライベート・ブランドのプロテイン

ちなみにプライベート・ブランドの商品というのは、ほとんどの場合ある程度の売上が見込める、つまり「売れる」商品です。

買う人が少ないマイナーな商品をプライベート・ブランドで作っても、あまり利益にならずに手間ばかりかかるからです。

そういった意味で、プライベート・ブランドのプロテインが登場したということは、プロテイン愛好家の数が増え、「誰でも普通に買う」アイテムだと認知されてきたということでしょう。

それもひとえにこのサイトの功績・・・ということは全く無いと思いますが(笑)、今後のプロテイン業界発展のためにも、色々なメーカーに参入してきてほしいものです。

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