
絶食6年目なのに体重が・・・
ごく当たり前の話ではあるのですが、私達の体は食べた物からできています。
木造住宅が木でできてたり、鉄筋コンクリートのビルが鉄やコンクリートからできてるのと同じですね。
ただし、生物は食物の栄養を分子レベルで分解したり、それを別のものに組み替える力があります。
だから、そんなに色々種類の物を食べなくても体の色々な組織を維持することが可能なわけです。
例えば硬いものを食べなくても爪は生えてくるし、黒いものを食べなくても髪の毛は生えてくる。
でも、それは栄養学的に考えれば当然の事だし、そのメカニズムもある程度明らかになっています。
しかし、世の中には現代の科学をもってしても、何がどうなってるのかサッパリ分からないという例も存在するんですよね。
以前に日誌で紹介した、何も食べずに生きる人もそうです。
そして管理人が最近不思議だとつくづく思ったのは、深海生物ダイオウグソクムシの話です。(※虫が苦手な方は閲覧注意です)
鳥羽水族館で飼われているNo1と呼ばれてるダイオウグソクムシは、なんと2009年1月に50gのマアジを食べて以来、、その後は与えた餌を全く食べない拒食状態がずっと続いているんだそうです。
しかも貝のようにジーっとしてるわけじゃなくて、ちゃんと動きまわってるんですよね。これが^^;
体重は減るどころか、むしろ増えているというんですからさらに訳が分かりません。
何というか・・・
すごく変な言い方をしてしまうと、人間の場合は集団にグルになって神秘的な現象をでっちあげる意味もあると思うんですよね。
たとえば、ある宗教の教祖が何十年も絶食して生きてるとなれば、大いに宣伝になるし迫力が出るからです。
でも、巨大なダンゴムシみたいなダイオウグソクムシですからね(笑)。
(実際に種類として仲間だそうですが。)
果たしてこの「No1」の体はどうなっているのか?
もしかしたら、こういう現象はダイオウグソクムシだけじゃなく、他の生物にも起こりうることなのか?
生物の代謝システムというのは、我々の想像を超えたレベルで機能しているのかも知れません。
(管理人へのご連絡は不要です)